9:00【期間】9/5(土)~11/30(月)
ビッグ幡 in 薬師寺
世界遺産・薬師寺を華やかに彩る鮮やかな幡
7世紀後半の白鳳時代、天武天皇がのちに持統天皇となる皇后の病気回復を祈って建立を発願、藤原京に造営されるが平城遷都に伴い現在の地に移された薬師寺。火災などにより、当時からの建築物は東塔のみだが、再建された金堂をはじめ、国宝の薬師三尊像など見どころは多い。
こちらで開催されるのが「ビッグ幡 in 薬師寺」。ビッグ幡とは、寺院の重要な法要などで掲揚される旗である「幡」に、全国の障がいのある方々から公募で集まった絵画作品をデザインして寺院の境内に飾るプロジェクトのこと。東塔を囲む東回廊、西塔を囲む西回廊にそれぞれ3基のビッグ幡が建てられる。国宝の東塔とビッグ幡が秋の空へ伸びる姿は壮観。
【開催日】9月5日(土)~11月30日(月)
【開催時間】薬師寺の拝観時間に準じる
【会場】薬師寺境内
【電話番号】0742-43-7055 (ビッグ幡 in 薬師寺事務局 火~土曜10:00~18:00受付)
【住所】奈良市西ノ京町457
【定休日】なし
【料金】観覧無料(申込不要) ※薬師寺拝観料¥1,000別途必要
【駐車場】あり (大型車¥3,000、 中型車¥2,500、 普通車¥800、バイク¥200)
国宝の東塔とビッグ幡との華麗なるコラボ
10:30
本家寿吉屋 奈良漬店
奈良のお土産といえば、やっぱりコレははずせない
薬師寺南門からすぐのところにある、薬品無使用の素材にこだわったおいしい奈良漬と名物薬師味噌のお店。
セロリ、ごぼうなど種類も豊富だが、奈良漬(瓜、胡瓜)を一口大に切りそろえ、自家特製金山寺味噌をドッキングさせた「薬師味噌」をぜひお土産に購入したい。切らず洗わずそのままに、温かいご飯やお茶漬け、茶粥でいただく。また豆腐にのせて酒の肴にも。薬師寺のお坊さんも毎朝食べているとか。
【電話】0742-34-8117
【住所】奈良市西ノ京町392-2
【営業時間】9:00~17:00
【定休日】火・木
【駐車場】あり(無料)
店先に並べられたさまざまな奈良漬け、どれを選ぶか迷ってしまう
薬師寺のお坊さんも毎朝いただくという「薬師味噌」(紙袋入り¥864(110g)、紙箱入り¥1,296(200g))
11:00
蕎麦切り よしむら
手打ちの十割そばは香りと共に楽しもう
ランチは薬師寺から唐招提寺へ向かう「歴史の道」沿いにある、十割そばを提供する店へ。厳選された国内産そばの実を自家製粉した、こだわりのそばを味わえる。
落ち着いた店内でいただく、香り高く上品な味わいのそばは細めに切られ、のど越しも抜群。限定20食のお昼のセット(¥1,800)は人気で売り切れ必至だが、かき揚げ天そばや辛味大根おろしそば(¥1,150)、梅ととろろのあたたかいおそば(¥1,300)など、どれを食べても間違いなし。季節限定メニューもおすすめ。
【電話】0742-36-0520
【住所】奈良市五条町9-37
【営業時間】11:00~14:30
【定休日】木・第2水曜 (祝日の場合前日休)
【駐車場】あり(無料)
サクサクのかき揚げがたまらない! かき揚げ天そば(¥1,600)
窓の外の手入れされた庭を見ながら食べるそばはまた格別の味
12:15
唐招提寺
天平の息吹を今に伝える、鑑真様のお寺
唐の高僧、鑑真和上が天平宝字3(759)年に創建した世界遺産に登録されているお寺。大きな災害にあうこともなく、奈良時代の建物が4棟現存する。
緑に囲まれた境内には、現存する奈良時代最大の建物である金堂(国宝)や、平城宮の面影をとどめる唯一の建築物といわれる講堂がある。また国宝・重要文化財の仏像なども数多く安置されている。
【電話】0742-33-7900
【住所】奈良市五条町13-46
【営業時間】8:30~17:00 (最終入場16:30)
【定休日】なし
【料金】小学生¥200、 中高生¥400、 大学生~¥1,000
【駐車場】あり (60分¥550、 以降30分ごと¥110)
8世紀後半の創建当時の姿を残す、国宝の金堂 ©t.sakai / PIXTA(ピクスタ)
鑑真和上将来の仏舎利が奉安された、「舎利殿」とも呼ばれている国宝の鼓堂 ©Buuchi / PIXTA(ピクスタ)
13:30
きなこだんご たまうさぎ本店
素朴だけど食べ飽きない、きなこの風味が大人な味
「みん芸」と世界遺産を巡る今回の最後の目的地、平城宮跡歴史公園へ向かう前に、おやつとお土産を買いにちょっと寄り道。
近鉄橿原線尼ヶ辻駅から西へ歩いたところにある、きなこだんごの「たまうさぎ」は店の前にある大きなだんごのオブジェが目印。だんごは通常はもち米を使うところ、こちらは「ひのひかり」を店内で米粉にして使用しているとのことで、もっちもちの食感が楽しめる。このだんごを秘伝のタレに漬け、きなこをまぶして串に刺す。これらはすべて手作業で手間暇のかかった一品だ。食べると、きなこの香ばしい香りが口いっぱいに広がる。
【電話】0742-41-6610
【住所】奈良市尼辻西町6-4 エスポアール尼ヶ辻 1階
【営業時間】9:00~18:00 (売り切れ次第閉店)
【定休日】月・火(祝の場合営業)
【駐車場】あり(無料)
店頭にあるだんごオブジェはなんと、店主の手作り
店内でもいただけるきなこだんご(1本¥130)は1玉ずつ丁寧に串に刺していく
14:00
カフェIRACA
平城京を見渡しながらのカフェタイム
最後は平城宮跡歴史公園内へ。園内を巡る前に、朱雀門ひろばの天平うまし館にあるカフェでひと休み。
本格的なエスプレッソやドリップコーヒーはもちろん、スイーツや軽食なども用意されている。一面ガラス張りの壁は明るく、公園の風景を眺めながらゆったりと過ごしたい。
【電話】0742-93-9014
【住所】奈良県奈良市二条大路南4-6-1 天平うまし館
【営業時間】9:30~18:00
【定休日】不定 (天平うまし館に準ずる)
【駐車場】あり (60分¥200、 上限1日¥500ほか)
朱雀門ひろばに面した店の窓からは、復原された遣唐使船も見ることができる
大和茶のミニパフェ(¥550)など、奈良の食材を使ったメニューも豊富
15:00
平城宮跡歴史公園
いにしえの奈良に思いをはせて、かつての都の民の心を感じる
「カフェIRACA」で休んだあとは、天平文化に思いを馳せて平城宮跡歴史公園を巡ろう。
ここには都として栄えた当時の重要な遺構が奇跡的に遺っており、平城宮の姿を復原している。園内は大きく分けて正面玄関となる「朱雀門ひろば」を中心とした観光拠点ゾーンと、平城宮のシンボルともいえる「第一次大極殿」とさまざまな資料が展示されたゾーンに分かれ、広い敷地内は見どころたっぷり。かつて都の中心として繁栄したこの平城宮、歩いているとそこに暮らした人々のざわめきが聞こえてきそうだ。
【電話】0742-36-8780 (平城宮跡管理センター)
【住所】奈良市佐紀町・二条大路南
【営業時間】施設により異なる
【定休日】施設により異なる
【料金】無料
【駐車場】あり (60分¥200、上限1日¥500ほか)
復原された第一次大極殿は目の前で見ると、その迫力に圧倒される
平城宮を空から見ると、こんなに広い。かつてここではさまざまなドラマが生まれたことを想像してみる
数多くある奈良の世界遺産の中からいくつかご紹介したが、ほかにも奈良県内各地には仏像などの国宝や自然の景観といった見どころが多い。この秋、「みん芸」と合わせてさまざまな奈良の魅力を発見する旅に出かけてみては。