2023年9月2日（土）〜2023年9月3日（日）

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2020年『コロナ姫』公演の様子

奈良発のオリジナル演劇を発信しつづける劇団の二本立公演。生きづらさを抱えて生きる若者たちへのメッセージを込めた物語を、高校生から50代の奈良在住の女性たちが熱演する。

作、演出は奈良在住の劇作家、小野小町。「きつねものがたり」は小町座では三回目の公演。日本劇作家協会の戯曲アーカイブに掲載され、他県の高校生による上演もされるなど、注目の戯曲を、小町座の新メンバーによる上演にあたり、新たに演出。平成生まれの「本音」が出せない苦悩を「尾」を持つ少女に重ね、民俗や短歌の視点も取り入れ、我々が失いつつあるものは何かを、三姉妹の姿から問う作品。「少年万博物語」は、半世紀前の大阪万博の時代を振り返るドラマ。当時、夢見ていた「未来」とは何か、劇中の少年や家族が語っていく。過去から見える、私たちの「万博」とは？