風情ある通りを歩けば、町家を改装したおしゃれなカフェやショップに出会える人気のエリア・ならまち。
近鉄とJR、どちらの奈良駅からもほど近く、周囲には「みん芸」イベントの会場がたくさんあるので、
イベント前後のフリータイムを利用して、ならまちさんぽを楽しもう♪
さるさわいけ
猿沢池
0742-22-0375(奈良公園事務所)
古都ならではの風情が漂う名勝地
世界遺産・興福寺の南にある、奈良時代に造られたという人工池。池の北西には、奈良時代に帝の寵愛の衰えを悲しみ、池に身を投げたという采女を祀る采女神社が立つ。
- 奈良市登大路町
- 近鉄奈良駅から徒歩5分
- 周辺自由
- 周辺有料駐車場利用
しかさるきつねびるぢんぐ
鹿猿狐ビルヂング
0742-25-2188(中川政七商店 奈良本店)
人気ブランド「中川政七商店」のエッセンスがぎっしり!
奈良を拠点に全国展開する「中川政七商店」が手掛ける複合商業施設。同店のフラッグシップショップとなる「中川政七商店 奈良本店」をはじめ、喫茶と茶道体験が楽しめる「茶論」、スペシャルティコーヒーショップ「猿田彦珈琲」、すき焼き割烹「㐂き つね」などが集結。
- 奈良市元林院町22
- 近鉄奈良駅から徒歩8分
- 中川政七商店と茶論10~19時(茶論は18時30分LO)、猿田彦珈琲9~19時、㐂つね11~15時(14時LO)・17~21時(20時LO)
- 無休
- なし
中川政七商店奈良本店
なかがわまさしちしょうてん
享保元年(1716)に麻織物問屋として創業。
日本の工芸から生み出された約3000点のアイテムが揃う
茶論
さろん
築約130年の町家で、季節の主菓子と飲物セット1650円~などが楽しめる。夏期はかき氷も人気
あわ ならまちてん
粟 ならまち店
0742-24-5699
滋味豊かな大和野菜料理を堪能
大和野菜ブームを牽引する農園レストラン「清きよ澄すみの里 粟」の姉妹店。自家栽培の大和野菜をたっぷり使用し丁寧に作られる料理は、どれも素材本来の旨味が際立つ逸品。要予約。
- 奈良市勝南院町1
- 近鉄奈良駅から徒歩10分
- 11時30分~14時30分(14時LO)、17時30分~21時(20時30分LO)
- 火曜
- なし
おすすめランチ
粟「収穫祭」御膳
3500円
華やかな籠盛りをメインに、吉野本葛でとろみを付けた炊合せ、大和芋のおとし汁などが付く
ならまちしりょうかん
奈良町資料館
0742-22-5509
ならまちの暮らしを伝える資料館
ならまちに伝わる民具や、江戸~大正時代の絵看板など貴重な資料を展示。庚こう申しん信仰の本尊・青しょう面めん金剛立像や吉祥天女像が祀られ、健康祈願のお参りもできる。身代り申の販売も。
- 奈良市西新屋町14
- 近鉄奈良駅から徒歩15分
- 入館無料
- 10~16時
- 火~木曜(祝日の場合は開館)
- なし
身代り申
(みがわりさる)
庚申信仰のお守り。
災いを代わりに受けてくれることが名の由来とか。背中に願いごとを書いて吊るすため「願い申」とも
こうしんどう
庚申堂
ならまちに息づく庚申信仰の中心地
地元の人から「庚申さん」と親しまれる小さなお堂。軒下には庚申信仰のお守り・身代り申が奉納されており、信仰の厚さを物語る。
- 奈良市西新屋町39
- 近鉄奈良駅から徒歩15分
- 参拝自由
- なし
さとうでん ますおしょうてん
砂糖傳 増尾商店
0742-26-2307
老舗が作るこだわりのコンペイトウ
安政元年(1854)創業の砂糖の老舗。国産米を麦芽で糖化した伝統の甘味料「御みかど門米こめ飴あめ」をはじめ、大和茶などこだわり素材を使ったコンペイトウ「奈良こんふぇいと」が評判。
- 奈良市元興寺町10
- 近鉄奈良駅から徒歩18分
- 9~18時
- 年末年始
- 2台
ならまちこうしのいえ
ならまち格子の家
0742-23-4820
伝統的な町家を自由に見学できる
ならまちの伝統的な町家を再現した“町家ミュージアム”。通風と採光に優れた格子と中庭、収納スペースを兼ねた箱階段、通り庭(土間)など、機能的で美しい町家の造りを体感できる。
※2024年10月1日〜2025年2月28日は工事のため休館
- 奈良市元興寺町44
- 近鉄奈良駅から徒歩20分
- 入館無料
- 9~17時
- 月曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(土・日曜を除く)
- なし
じゅうりんいん
十輪院
0742-26-6635
非常に珍しい石仏龕を安置する古寺
8世紀初頭の創建と伝わる、地蔵信仰の古寺。国宝の本堂に安置される石仏龕は、花崗岩で造られた厨子に仏像を浮き彫りした大変珍しいもので、国の重要文化財に指定されている。
- 奈良市十輪院町27
- 近鉄奈良駅から徒歩20分
- 境内自由、本堂拝観500円
- 8時~16時30分(本堂拝観は10時~)
- 月曜(祝日の場合は翌日)、1月27・28日、7月31日~8月31日、12月28日~1月5日
- 10台
石仏龕
(せきぶつがん)
本尊の地蔵菩薩を
中心に、釈迦如来や
弥勒菩薩などが浮き彫りされている
いまにしけしょいん
今西家書院
0742-23-2256
室町時代の風雅な書院様式を伝える
重要文化財に指定される優美な建物。もとは興福寺大乗院に仕えていた福智院家の居宅で、現在は隣接する老舗酒蔵「春鹿」が管理。書院では喫茶を楽しむことができる(入館料別途要)。
- 奈良市福智院町24-3
- 近鉄奈良駅から徒歩20分
- 入館400円
- 10時30分~16時
- 月~水曜、夏期、冬期
- 2台
かなかな
カナカナ
0742-22-3214
ほっこりなごめる人気の町家カフェ
もはや“奈良の名所”ともいえるほど人気のある町家カフェ。居心地のいい空間で、素朴な味わいのカナカナごはんや手作りスイーツを楽しめる。近くには姉妹店のbolik coffeeも。
- 奈良市公納堂町13
- 近鉄奈良駅から徒歩18分
- 11~19時(18時30分LO)
- 月曜(祝日の場合は翌日)
- なし
こと もの
coto mono
0742-81-9944
奈良にゆかりのユニーク文具が揃う
小ぢんまりとした店内に、ちょっとレトロでユニークなセレクト文具がずらりと並ぶ。大仏や鹿など奈良らしいモチーフが特徴のオリジナルブランド「ならうふふ文具」にも注目!
- 奈良市公納堂町6(西2)
- 近鉄奈良駅から徒歩15分
- 11~18時(土・日曜、祝日は10時~)
- 火曜、不定休あり
- なし
がんごうじ
元興寺
0742-23-1377
飛鳥・奈良時代の瓦が今も屋根に残る名刹
前身は、蘇我馬子が飛鳥に建立した日本初の本格的寺院・法興寺(飛鳥寺)。養老2年(718)、平城遷都にともなって現在地に移建、名を元興寺と改めた。五重小塔(国宝)など貴重な寺宝が今に伝わる。
- 奈良市中院町11
- 近鉄奈良駅から徒歩15分
- 拝観500円
- 9~17時
- 無休
- 12台
日本最古の瓦
極楽堂と、その奥に立つ禅室(ともに国宝)の
屋根の一部には、
移建の際に飛鳥から運ばれた日本最古の瓦が
葺かれている