
11月3日(日)〜11月3日(日)
2024年9月14日(土)〜2024年11月10日(日)
美術
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『狂瀾怒濤:あるいは、ブラックドール騒動』 1986年 挿絵・原画 ペン、インク、紙 ©2022The Edward Gorey Charitable Trust
不思議な世界観と、モノトーンの緻密な線描で世界中に熱狂的なファンをもつ絵本作家エドワード・ゴーリー(Edward Gorey, 1925-2000)。近年、日本でも『うろんな客』『不幸な子供』などの絵本が次々と紹介されてきました。ゴーリーは、自身がテキストとイラストの両方を手がけた主著(Primary Books)以外にも、挿絵、舞台と衣装のデザイン、演劇やバレエのポスターなどに多彩な才能を発揮しました。本展は、そんな作家の終の棲家に作られた記念館・ゴーリーハウスで開催されてきた企画展から、「子供」「不思議な生き物」「舞台芸術」などのテーマを軸に約250点の作品・資料で再構成するものです。米国東海岸の半島に残る古い邸宅へと旅をするように、達観したクールな死生観を持つ謎めいた作品との邂逅をお楽しみください。
本展は、昨年度から渋谷区立松濤美術館を皮切りに始まった全国巡回展であり、関西初開催となります。また、当館オリジナルで、関連展示「エドワード・ゴーリーと日本文化-20世紀アメリカの眼-」(展示替あり)を同時開催いたします。
『ジャンブリーズ』 1967年 挿絵・原画 ペン、インク、紙 ©2022The Edward Gorey Charitable Trust
近鉄奈良駅 1番出口から徒歩5分
JR奈良駅 東口バス乗り場より奈良交通バス「県庁前」下車
入館は16:30まで
休館日:月曜日、9/17、9/24、10/15(いずれも火曜日)
※9/16、9/23、10/14、11/4は開館
※関連展示「エドワード・ゴーリーと日本文化―20世紀アメリカの眼―」は展示替えをいたします。
[前期]9月14日(土)~10月6日(日)
[後期]10月8日(火)~11月10日(日)
奈良県立美術館(展覧会企画担当:学芸課長 山本雅美・学芸員 村上かれん)