“氷室の守り神”を祀る氷室神社がある奈良は近年、かき氷の“聖地”といわれ、全国的にも注目の的。
今やかき氷は奈良グルメの新定番となり、県下各地でこだわりのかき氷を出す店が増えている。
「みん芸」のイベント観覧と併せてめぐってみよう！
ならまち
かきごおり ほうせきばこ
0742-93-4260
奈良のかき氷界を牽引する専門店。ふわふわのエスプーマ氷（食材を泡状に加工した「エスプーマ」がのったかき氷）を求め、全国からかき氷好きが訪れる。予約優先制。
きな粉を振ったミルクエスプーマと、濃い大和抹茶が優しく調和。なかにはラム酒を効かせたマスカルポーネが
王寺
かふぇあんどけーきらぼ むー
0745-47-7902
カフェ経験豊かなご主人が淹れるコーヒーと、パティシエの奥さまによるスイーツが人気の店。ケーキを表現した一杯をはじめ、月替わりで登場する独創的なかき氷も評判だ。
カスタードのような味のアングレーズソースがかかったかき氷の中には、スポンジ生地と生フルーツが。紅茶付き
きたまち
せんじゅあんよしむね ならそうほんてん
0742-23-3003
口溶けのよい生わらび餅800円～が名物の老舗和菓子店。売場の奥は「千壽茶寮」という喫茶スペースになっており、風情ある空間でかき氷や生菓子を味わえる。
きな粉で覆われたかき氷の中には、冷た～い生わらび餅が！ とろんとした柔らかいわらび餅はさすがの味わい
奈良公園
はるのひがま
0742-23-3557
若草山麓に静かにたたずむ古民家を改装した陶芸工房&カフェ。陶芸家の中野則子さんと夫の郁雄さんが営んでおり、作陶や絵付け体験もできる。
ピンク色の古都華イチゴシロップと、萌黄色の抹茶シロップがきれいに調和。陶芸家の店主オリジナルの器もすてき！
近鉄奈良周辺
ほりうちかじつえん ならさんじょうてん
0742-23-3557
奈良・吉野で明治36年（1903）に開かれた「堀内果実園」が営むフルーツパーラー。旬の果物をたっぷり使ったスイーツは、どれも果物の存在感が際立っている。
ぜいたくにも桃が丸ごとドーン！と載ったかき氷。桃の中にはエスプーマミルクが詰まっている
富雄
みやけ きゅうこうのいけていおもてや
0742-51-3008
豪壮な屋敷の座敷で、選りすぐり素材で作ったスイーツが味わえる。老舗製餡会社が手掛けるだけあって、素材と味の確かさは本物。生どら焼きなど和菓子の販売も。
高級抹茶をぜいたくに使った濃厚な抹茶蜜に、やさしい甘さの粒餡ともちもちの白玉がベストマッチ！
ならまち
ならいたりあん ばんぶーの
0742-27-0072
自家菜園で育てた野菜をはじめ、奈良の食材にこだわった人気のイタリア料理店。清酒春鹿の酒粕を使った「奈良町パスタ」などオリジナルメニューが豊富。
ふわっふわの氷の上になめらかなトマトソースをたっぷりかけて。中にはオレンジキャラメルとチョコソースが
橿原
かふぇあんどれすとらん らぶれー
0744-23-2323
橿原でかき氷といえばこちら！ 食材の持ち味や季節感を大切に、素材を絶妙に組み合わせたおしゃれなかき氷が常時8～9種スタンバイ。ランチ1150円～やパンケーキも◎。
映画好き店主が『マイブルーベリーナイツ』にインスパイアされて考案。ブルーベリーとクリームチーズのソースに、パイ生地をトッピング
生駒
かんみ いこまや
0743-73-5150
甘すぎずだれもが食べやすい味を意識したかき氷を年中提供。抹茶やきな粉を使った定番メニューや、旬のフルーツをテーマにした期間限定かき氷など多彩な一杯が楽しめる。
新緑に萌える生駒山をイメージ。風味豊かな抹茶蜜のかき氷に北海道産小豆餡を添えて。上品な甘さが印象的
飛鳥
かふぇ ことだま
0744-54-4010
築200年近い古民家を改装した人気カフェ。飛鳥の新鮮野菜や果物をたっぷり使ったランチやスイーツを楽しめる。韓国風かき氷「パッピンス」には、季節ごとの果物が使われる。
半玉分のメロンを惜しげもなく盛り付けた豪勢なかき氷。中には小豆餡やメロンゼリー、ミルクシロップが！
