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Interviewインタビュー

みん芸アート・ライブ出演アーティスト

「みん芸」最大のイベント「みん芸アート・ライブ」の2025年のテーマは、フィジカルアート!
出演する2組のダンスチームにみどころや想いを語っていただきました!

MORTAL COMBAT

「みん芸アート・ライブ」出演メンバー。
前列左からRuivo、RIN、KIO。後列左からHAYATO1、YA-SU、MACCHAN

「みん芸アート・ライブ」のメインゲスト。
日本を代表するブレイクダンス(ブレイキン)チームであり、2003年の結成以来、大阪を拠点に世界で活躍を続けている。
今回のステージには実績豊富なベテランに、勢いに乗る若手を交えた6人が出演。世界レベルの卓越した技は必見!

PROFILE

ダンスの“聖地”・大阪なんばのOCATで練習していたダンサーたちが団結し、2003年に結成。これまでに日本最大のストリートダンスコンテスト「ジャパン・ダンス・ディライト」で最多5回の優勝。世界大会へも日本代表としてたびたび出場し、優勝経験も。ダンス文化を広める活動や次世代の育成にも力を注ぐ。現在のメンバーは10人。

ブレイキンの迫力を間近で感じながら、みんなで一緒に楽しく踊りましょう!

チームの特徴、魅力、スタイルなどを教えてください。
YA-SUアクロバット、片手倒立、バックスピンなどメンバーの得意な技はそれぞれ異なり、そのスペシャリストであることが私たちの強み。私は2007年から在籍していますが、メンバーが入れ替わっても、そのスタイルはずっと変わっていません。
HAYATO1得意技にとことんこだわる、個性的で職人肌のダンサーばかり。なので、大会でそのオリジナリティがカチッとはまればすごい勢いで勝ち続けますが、コロっと負けることも(笑)。それがチームの魅力でもあります。
KIOパリ・オリンピックで新しく採用されたブレイキンでは5つの基準で評価されるのですが、その基準となるスキルがまんべんなくできるというより、各メンバーがその中のひとつにこだわっている。そして、それに関してだれにも負けない自信がある。それがモータルコンバットかなと。
ライブ当日はどのようなステージに?注目ポイントなどもあれば教えてください。
MACCHANメンバー各自の技の個性もそうですが、ニコニコ楽しそうに踊る奴もいれば、コワモテでクールに踊る奴もいる。そんな各メンバーのキャラクターもチームの売りなので、すべてにおいてオリジナリティを感じてもらえるダンスができれば。
RINダイナミックな技を音楽に合わせて表現し、そこに感動を感じ取ってもらえるブレイキンならではの魅力にあふれたステージにしたいです。
Ruivoブレイキンをする人は増えていますが、まだまだ知らない人も多いと思います。幅広い世代の方に見ていただける今回のアート・ライブでみなさんに興味を持ってもらえるように、迫力のあるダンスを披露します!
来場される方に意気込みとメッセージをお願いします。
全員オリンピックの効果もあり、メディアで映像としてブレイキンを見る機会は増えていることと思います。でも同じ空間で向かい合って生で見れば、迫力も感じ方も全然違うはず! また、音楽にのって体を動かすだけでも楽しめるので、皆さんと一緒にダンスできるとうれしいです!
チームの練習拠点は、大阪・新世界に立つ「スパワールド」6階にあるMCAダンススタジオ。スタジオでは初心者向けのレッスンも開催している
大会で見せる圧巻のパフォーマンス

奈良県立法隆寺国際高等学校 ダンス部

部員同士のチームワークも自慢。ライブ当日も息の合ったダンスを披露する

全国大会での実績ももつ、高校ダンス部。踊ることが何より大好きなメンバーたちが、はつらつとしたダンスで会場を盛り上げる。キャプテンの東歩美さん(3年)、副キャプテンの小黒菜緒さん(同)、副キャプテンの元屋恵万里さん(同)にお話をうかがった。

PROFILE

20年ほど前に同好会として発足し、2017年に部活動に昇格した。これまでに日本高校ダンス部選手権で決勝進出、DCC全国高等学校ダンス部選手権出場などの実績がある。県内の大きなイベントへの出演も豊富。現在の部員は約50人。

ブレイキンの迫力を間近で感じながら、みんなで一緒に楽しく踊りましょう!

全国大会に出場したり幅広く活動されていますが、部の強みは何だと思いますか。
東・小黒・元屋部員同士の仲のよさはピカイチ。50人ほど在籍していますが、学年関係なくプライベートでも遊んだりしています。そんなよい関係性を活かし、みんなで楽しくダンスができるよう心がけています。
ダンス部のリーダー、先輩として心がけていることはありますか。
東・小黒・元屋小さいころからダンスを習っている人から初心者まで、入部時の経験はさまざまですが、踊りたいジャンルを大切にしつつ、経験者が初心者をしっかりと教えることのできる環境をグループ分けなどでつくっています。振り付けの細かい部分も、丁寧に何回も教えることで、みんな付いてこられるようにしています。また、新入部員の子たちには、積極的に声をかけ挨拶することで、コミュニケーションの重要性を伝えています。
ライブ当日はどのようなダンスを予定していますか。
東・小黒・元屋まずは1〜3年生の全員でオープニング。そのあとは、ヒップホップ、ガールズ、ジャズ、ロックというジャンルに分かれて披露します。締めは、大きなイベントで踊るのはほぼこれが最後になる3年生が中心となり、2年生とともにフィナーレのダンスをする予定です。音楽は今流行のポップスなどを採用し、わかりやすく楽しめるようにしたいです!
最後にアート・ライブに来られる方にメッセージを。
東・小黒・元屋部員全員でダンスの振り付けを一つずつ考えてつくっているので、まずそれを見てもらいたいです。あとは笑顔ですね。みんな踊ることが本当に大好きなので、その気持ちと仲のよさから自然と生まれる笑顔が、私たちのダンスの武器だと思っています。一緒に盛り上がりましょう!
写真左から小黒さん、東さん、元屋さん
学校の文化祭で熱演する部員たち

ダンス部への応援メッセージ

  • 野球部主将藤田誠也さん(3年)

    ダンス部のよさを活かして、法隆寺国際らしく全力で楽しみ、がんばってください!

  • ハンドボール部主将藤本光希さん(3年)

    世界で活躍するチームとの共演をぜひ楽しんでください。全員がひたむきに練習する姿を見ていつも刺激をもらっています。切磋琢磨して、法隆寺国際を盛り上げていきましょう!